1
某日。連載者の方と久し振りに。
また1枚、柄を上げられたな、という印象。自らを生かせる領域を広げられるとのこと。その方向性には納得しました。
一言で言えば、住まい手とつくり手の間に立つということ。ここを追求していけば、唯一無比のポジションを築くことができるように感じましたし、ここにニーズがあると思います。
2
某日。以前新建ハウジングで取材させていただいた方が来社。工務店でありながら地元に加えて全国で仕事するという珍しいモデルを実践、成果をあげられている方です。
このモデルの前提として、家づくりのあるべき姿を常に考え、発信するということを徹底されています。
それはすごく本質的な話だけに、表面的な家づくりの知識だけでちゃらっと家づくりをされようとしている家族には響かない。でも、それに共鳴し、またこの人しかいないとなった家族が全国単位で見るときちんと存在していて、そんな人から家づくりを依頼されている。正確に言えば、暮らしのアドバイスを依頼されている(施工は地元の工務店が施主と直接契約で担当)。
究極のニッチだけれど、こんなニーズもあるし、やっていける。個人的にはすごく腑に落ちました。
3
某日。22時半から、自宅から歩いていける天然温泉施設へ。久し振りに行ったのですが、けっこうな混雑。
近くに某大手コンピュータ会社やメディア会社があって、その若手社員さんが、軽く一杯+風呂を求めて、仲間同士、帰宅前に立ち寄られている様子。いろんなニーズがあるものです。
僕はサケも飲まず、露天風呂で熟考です。僕は悩むことはほとんどないのですが、年中考えています。アイディアや選択肢を思いつく限り考えてみて、それを消していく。残ったものを、いまやるべきか問う。いまやっていることで捨てられるものはないか問う。
今年は売上的には伸ばすことができましたが、その弊害も出ました。さて来年はどうするか。一気に捨てて新しいことにチャレンジする年のような気がしてきました。どのニーズにフォーカスするか。もう少し考えたいと思います。