住宅専門紙「新建ハウジング」の発行人(社長)が、
住宅ビジネスのヒント・トピックをつづります。


2007年09月20日

ゆうちょ銀の住宅ローン事業はうまくいくのか

「来年半ばにも参入 ゆうちょ銀行が住宅ローン」[中日新聞]という記事から。

日本郵政公社の西川善文総裁は19日の会見で、10月1日の郵政民営化で発足するゆうちょ銀行を通じ、住宅ローンや変額年金の代理販売、カードローンなどの新規事業に参入する方針を明らかにした。郵政民営化委員会の審議を経て政府認可を得る必要があるが、早ければ来年半ばにも各業務に乗り出したい考えだ。
もうすぐ発足だ。何しろ巨大だが、さてうまくいくか。

住宅ローンも代理販売でやる方向のよう。
住宅ローンについて西川総裁は「(住宅ローン残高上位の)地方銀行約10行に提携を依頼し、複数から照会や問い合わせを受けている」と説明。提携交渉を今月中にもまとめ、独身や自営業者ら民間金融機関があまり手掛けない顧客層を開拓したい考えだ。
疑問として、地銀は住宅会社などとのパイプが企業融資の関係などもあって完全にできている。あえてゆうちょ銀に販売代理を依頼するメリットは、それほどないのではないか。

もうひとつ、民間金融機関があまり手掛けない顧客層というのは、サブプライム問題的なリスクをはらんでいないのか。もちろん自営業者や独身層のリスクはピンキリだが、すんなり通る層は地銀などでも扱っているわけで、高リスク層が中心となるように思える。

なにかうまくいく秘策があるのかもしれないが、いまの情報ではよくわからない。工務店としては当面様子見で良さそうだ。


もちろん、住宅会社向けになにか特別のメリット(代理販売だと難しいとは思うが激安金利とか。あとは住宅顧客の紹介とか)を打ち出してくれば別だ。


posted by miura at 14:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュースクリップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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