住宅専門紙「新建ハウジング」の発行人(社長)が、
住宅ビジネスのヒント・トピックをつづります。


2007年08月02日

新設住宅着工が3カ月ぶりに増加、ただし持家は低迷

6月新設住宅着工戸数 3カ月ぶりに増加[新建ハウジングWEB]という記事から。

6月の新設住宅着工戸数は、前年同月比6.0%増の12万1149戸となり、3ヵ月ぶりに増加に転じた。季節調整後の年率換算値では135万4000戸と、高い水準となった。
個人的には、ここ3カ月低迷していた新設住宅着工が、増加に転じてほっと一息、という感じではない。工務店の主戦場である持家が大きく落ち込んでいるからだ。

利用関係別でみると、持家は同7.1%減の3万1695戸で5カ月連続で減少した。一方、貸家は同13.1%増の5万3406戸、分譲は同8.2%増の3万4627戸で、ともに3ヵ月ぶりの増加となった。
と、持家は5カ月連続で減少している。持家着工が戸建て分譲着工に抜かれて久しいが、持家減少というのは短期的なトレンドではないのかもしれないな、という気もしている。単純に言えば、持家をもてない人・注文住宅ならではの魅力に響かない人が増えてきているのではないか、ということだ。

だとすれば、工務店もこうした変化に対応して、積極的に分譲や貸家に出ていくか、注文住宅で踏ん張ってニッチでも確固たる市場を築くか、といったことも考える必要がある。いずれにしても戦略的に考えなければいけない。



posted by miura at 10:09| Comment(2) | TrackBack(0) | ニュースクリップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
持家市場の縮小を肌で感じています。かといって分譲は資金力の問題もあり難しい。ニッチ特化でいくしかないと思っています。
Posted by 工務店読者 at 2007年08月02日 20:08
工務店読者さん、コメントありがとうございます。企業だけでなくプロジェクトの可能性を判断して銀行が融資してくれるようになれば、工務店でももっと分譲に参入できるようになると思うのですが。小さくても街並みを、街をつくるというのは工務店のひとつの夢、ゴールのような気がしています。逆に手を出さないのも戦略ですが。またご意見いただければと思います。
Posted by 三浦 at 2007年08月02日 23:13
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。