2006年09月18日

住宅は完全な私有財産か?


連休中に台風による大きな被害がでました。報道の映像を見ていて、その風のパワーに驚き、また被災した方の姿を見て住宅産業に携わる者としていろいろ考えさせられました。

以前こんなエントリを書きましたが、災害のたびにどうにかならないものかと思います。

例えば、日本では住宅は「私有財産」であるという理由で、避ける術もない災害時も住宅本体の復興への公費投入は制限されてきました。理屈はわかりますし、最近は限定的ではありますが公費投入も進んできました。ですがそもそもを言えば、「住宅は私有財産」であるという凝り固まった考え方が、日本の都市計画と景観がどうしようもないものになった一因、さらには密集地を生み出し、災害に弱い街をつくった一因ではないか、と思っています。「半分は社会資産」という考え方は持てないものか、と。

巨大ゼネコンなど一部の全国企業だけが儲かる「ハコモノ」「大型道路」をつくる予算なんかバンバン削って、そのカネを災害防止対策と災害時の住宅復興に充てたほうが、よほど地域と地域住人のためになり、経済的にも地域がうるおうように思うのですが。


災害時は、地域工務店が力を発揮すべきときです。「出入りの工務店」がいる安心感を伝えるいい機会でもあります。被災地域の工務店さんは、まずは全顧客の被災状況を確認して対応策をとり、その結果と対応策をWEBやブログでも伝えていただければ、と思います。



東京も雨になりました。昨日も散歩の途中で雨が降り始め、しばらくは霧雨でしたので、まあいいや、と濡れて歩いていたのですが、どうもそのときに風邪をひいたのか、軽く寝込んでしまいました。締め切りを何とかクリアして気が抜けていたせいかもしれません。季節の変わり目でもあります。皆さんもご自愛下さい。
タグ:住宅 大雨 政策
posted by miura at 15:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 編集日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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