住宅専門紙「新建ハウジング」の発行人(社長)が、
住宅ビジネスのヒント・トピックをつづります。


2006年08月13日

ドラッカーに学ぶパロマ事件の教訓―知りながら害をなすな

ここ数年、まとまった休みが取れるときは、ドラッカーを読み返すようにしている。今年はまだ読み始めたばかりだが、さっそくひとつ気になる段落を見つけた。パロマ事件にも関連する言葉だと感じたので、また自戒の意味でも以下に引用してみたい。
プロフェッショナルの責任は、すでに2500年前、ギリシャの名医ヒポクラテスの誓いのなかにはっきり表現されている―「知りながら害をなすな」。(中略)
プロの倫理の基本、すなわち公的倫理の基本が、「知りながら害をなすな」である。
たとえば、自らの企業が社会に与えた影響について、業界で不評を買うとの理由から、適切な解決策を検討せず、実行もしないマネジメントは、知りながら害をなしていることになる。知りながらガン細胞の増殖を助長している。
すでに述べているように、そのようなマネジメントは愚かというべきである。
なぜならば、そのような態度は、結局のところ、一時の気まずさなどよりもはるかに、自らの企業や産業を傷つけることになるからである。
それだけではない。そのような態度は、プロの倫理にはなはだしく反している。[マネジメント]
パロマはもちろん、行政、警察など関係者、そしてメディアにとってドラッカーの言う「知りながら害をなすな」という言葉は重く響くはずだ。

また、新建ハウジングも、業界メディアとして、この言葉を旨に刻み、プロフェッショナルとして自立していきたいと、改めて思った。

posted by miura at 11:51| Comment(0) | TrackBack(1) | 住宅ビジネスのヒント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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プロフェッショナルの倫理
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