最近の雑感的なことです。しばらくこんな文章書いてなかったなあと思いました。
1
新建ハウジングの編集長を降りることは少し前から考えていて、オーナーにお願いして結局当初予定どおりにやらせてもらいました。
編集長というのは心身とも傷つくのだけれど居心地もいいのでずっとやる人もいるのでしょうが、僕は次に行きたいなあと思っていて、それにはドラッカー先生の言うとおり「捨てること」からだということで、そう決めてました。また、ひと(人事)の玉つきを起こすのも必要だし、それにはいい時期なのではと思いました。
2
ただ「プラスワン」については属人性が強いということもあるのでしばらくは編集を担当します。またタブロイド版もちょこちょこ記事を書いたりしますので、全部ノータッチになるのは少し先になりそうです。
さびしいですかと聞かれたりしますが、そうした感情が出てくるのは完全にノータッチになってからのようです。
3
やりたいことのひとつはネットで、これは動き始めています。震災もあって主戦場はしばらくネットに移そうと思っていて、運営しているプロ向けのニュースサイト「新建ハウジングWEB」でいろいろ試してみようと思っています。あと外部とのプロジェクトもいくつかあります。
もうひとつは住まい手向けの情報発信で、ネット・紙両方でいろいろやりたいことがあります。書籍などなど計画を進めていますし、既存の雑誌でも経験や人のつながりを生かせればと思っています。地域のつくり手の実像や魅力、その家と住まい手、暮らしぶりを、プロ向けメディアをやってきた者の視点で伝えていければと思っています。
4
この震災は被災された方はもちろん多くの人の人生を変えるのだと思います。僕も被災された方とは比べものになりませんが、後で思い起こすとあの時が分岐点だったなあと思い起す転機の時になる予感があります(実際考えていたことは全部ふっとびました)。
でも、これまでやってきたこと、考えてきたことが、つながってきたり、また整理されたり、そして震災の何かしらの力のようなものに背中を押されている感覚があります(錯覚かもしれませんが)。
いまは、ただただベタに、できることで貢献しようと思っています。こういうときは「ベタ力(べたりょく)」というか、そんな勇気が必要な気がしていて、カッコよく切ったり、裏読みをしたり、暗部をえぐりだしたりはもちろん必要なのだけれど、僕自身はベタに人のつながりとか、可能性を信じて、遠くを、上を向いていきたいなと思っています。
5
震災後いろんな価値観が変わっていく予感があって、いろんな面で「スモール・イズ・ビューティフル」がきれいごとでなくなる、そうできるはずと考えています。
また、貢献ビジネス・応援消費の芽も見えてきた。正直なひと・企業・生き方が馬鹿をみないで済む、ドラッカー先生の言う「真摯さ」が基本になる、そんな社会に近づくかも、と。
もちろん僕も不完全ですし、善だけでできてませんが、一隅を照らせればと思っています。
2011年04月12日
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