住宅専門紙「新建ハウジング」の発行人(社長)が、
住宅ビジネスのヒント・トピックをつづります。


2011年01月03日

2011年もよろしくお願い致します〜イノベーションの仕込みを〜

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。


個人的にも、新建ハウジングとしても、今年はやりたいことがたくさんあります。それをいろいろなかたちで、自分たちも楽しみながら実現し、読者の皆さんや業界、社会により多くの貢献ができれば、と思っています。


ドラッカー先生は「イノベーション」について「新しい満足を生み出すこと。よりよい製品。より多くの便利さ。より大きな欲求の満足」と定義しています。

イノベーションを「革新」や「新技術の開発」と直訳してしまうとすごくハードルが高くなりますが、ドラッカー先生の定義に従えば、既存の技術やサービス、モジュールの組み合わせでも充分イノベーションは可能ということになりますし、実際アップルなどはこの手法で大きなイノベーションを起こしています。

出版の分野でも電子書籍やソーシャルメディア、課金プラットフォームなど要素技術は出揃ってきていて、その組み合わせでイノベーションを起こすことは可能で、今がそのタイミングでしょう。なので今年は電子出版やいくつかのスモールサービスなど、いろいろチャレンジしたいなあと考えています。


ただ。いきなりの大ヒット(正確には大きな収益)というのは難しい。紙以外で金を稼ぐのはそう簡単ではない(もちろん紙も簡単ではないですが)。小さく産んで大きく、ということになりますが、ここが当社のような小さな新聞・出版社にとって吉となるか凶と出るか―。

また手段が目的化しても意味がありませんから、電子出版やソーシャルメディア、スモールサービスの「ならでは」を生かせる必然性とペーパーメディアやリアルサービスとの組み合わせを考え、それによって既存のペーパーメディアよりも多くの便利さ・新しい満足を提供することができるかどうかだと思っています。


住宅業界も同じくイノベーションを起こすべき時が来ていて、今がそのチャンスではあります。ただ、2011年は既存の手法そのままでもトップランナーにとっては悪くない地合いの年になりそうです。

既存の手法でしっかり地歩を固め収益をあげながら、次のイノベーションに向けて準備をする「仕込み」の年。2011年はこんなイメージかなと思っています。

posted by miura at 02:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 新建ハウジング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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