住宅専門紙「新建ハウジング」の発行人(社長)が、
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2009年08月09日

らくに生きている人間は何を考えているのか「自分の中に毒を持て」岡本太郎

きついな、と思うことが最近多いのですが、たまたま手に取った岡本太郎の本(自分の中に毒を持て:青春文庫)にこんな一節がありました。なるほどと思ったので抜粋してみます。

人間は自分をきつい状況に追い込んだときに、初めて意志の強弱が出てくる。

この点を実に多くの人がカン違いをしている。たとえば、画家にしても才能があるから絵を描いているんだろうとか、情熱があるから行動できるんだとか人はいうが、そうじゃない。

逆だ。何かをやろうと決意するから意志もエネルギーもふき出してくる。

何も行動しないでいては意志なんてものありゃしない。

自信はない、でもとにかくやってみようと決意する。その一瞬一瞬に賭けて、ひたすらやってみる。それだけでいいんだ。また、それしかないんだ。

意志を強くする方法なんてありはしない。そんな余計なことを考えるより、ほんとうに今やりたいことに、全身全霊をぶつけて集中することだ。

ひたすらそれを貫いてみる。はたからみれば、あの人は何という意志の強い人なんだろうということになる。
正直、岡本太郎の文章を読んだのは初めてですが、晩年のバラエティーに出ていた印象しかなかったので、その文章の強さ、その根底にあるアイデンティティの強さに驚き、ちょっと感動しました。

文章はこう続きます。
あっちを見たりこっちを見たりして、まわりに気を使いながら、カッコよくイージーに生きようとすると、人生を貫く芯がなくなる。そうじゃなく、これをやったらだめになるんじゃないかということ、まったく自信がなくてもいい、なければなおのこと、死にもの狂いでとにかくぶつかっていけば、情熱や意志がわき起こってくる。
これは僕が最近なんとなく考えていたことに近くて共感できました。でもこれができる人は少ない、というかほとんどいない。やっぱり怖いんですね。嫌われたり、失敗することが。

この一節は「うまくいくとか、いかないとか、そんなことはどうでもいいんだ、結果とは関係ない。めげるような人は、自分の運命を真剣に賭けなかったからだ。自分の運命を賭ければ必ず意志がわいてくる。もし、意志がわいてこなければ運命に対する真剣味が足りない証拠だ」と結ばれます。耳が痛いです。ですが、芯のある男を目指したいと思ってはいます。
posted by miura at 03:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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