住宅専門紙「新建ハウジング」の発行人(社長)が、
住宅ビジネスのヒント・トピックをつづります。


2014年10月19日

編集者的 iPhon6Plus 使用レビュー

iPhone6plusのsimロックフリー版128GBスペースグレーを購入しました。
選んだ理由やしばらく使った感想を編集者的に書いてみます。何か参考になればと思います。

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iPhoneを選んだ理由

iPhone5を使ってそろそろ2年。カバーをつけずに使っているので傷も多く買い換えてもいいかなと思っていました。
選択肢として他のスマホも考えましたが、個人パソコンもMacでKeynoteを活用していてiPhoneとの連動性を手放せなかったこと、また操作の心地よさが好きだったことから、最新iPhoneへの買い換えを決めました。


6かPlusか

次の選択は6かPlusか。
この悩んでいる時間が楽しいのですが、iPhone5の使用時の悩みというか課題として

1 これ1台で移動中の仕事に対応できれば理想なのだけれど、それは無理なので、iPadやMacbookairを併用していた
2 ただし、新幹線以外の電車移動でiPadやMacbookairを使える時間は、混み具合にもよるが限定的
3 画面が小さくて拡大しないと読みにくいものが多く、また文字入力もミスが多く時間がかかった。メール返信ですらストレスになっていた
4 画面の小ささとパワー不足があいまって、ゲラのチェックやKeynoteの編集といった急ぎでやりたいことができなかった
5 最近滞っているブログも、スマホで写真を撮ってすぐに書く、ということができれば空き時間に書けると思っていたが、上記のような理由でできなかった

といったことを感じていました。

どうでもいいことと言えばそうなのですが、時間に追われているなかでいかに仕事を移動中にストレスなくできるか、そのための道具と方法を常にブラッシュアップしていくかは、僕的にはそれなりに優先順位の高い課題で、そこにお金をかけることは合理的な選択なのです。

こうした課題に対応できそうなのは、画面が大きく操作もしやすいPlusだと判断しました。「画面が大きいだけのiPhone版らくらくホン」などと揶揄されるPlusですが、僕にとっては画面が大きいことこそが選択の理由でした。


使ってみての実感

1 本体は扱いに注意が必要だが画面の大きさはベスト

現在は、家の中ではカバーを外して素のまま、外では純正の革製カバーをつけて落とした際のリスクを和らげようとしています。少しの間、画面にフィルムも貼りましたが、せっかくのきれいなスクリーンが台無しになるのではがしました。
逆に言えば、5のときはカバーもフィルムも一切つけていなかったので、落とすかも、と思っているということ。手のサイズが普通なので、それなりに注意して扱っています。

パンツ(ズボン)の前ポケットにはなんとか収まりますが、スーツをはくとその重みでデロンとした感じになります。僕はスーツを着ないので、余り気になりませんが。
涼しくなってきてジャケットを着るようになったので、その内ポケットに入れています。その場合は、名刺入れを他のポケットに入れる必要があり、何をどこに、を少し迷います。

お尻のポケットには入れていません。「曲がる」報道があったこともそうですが、そうでなくても大きいので違和感があり、電車の柔らかいシートに座った際も骨が歪みそうです。

僕は、スマホを左手で持ちます。内ポケットから左手で取りだし、指紋認証を右手で行って、左手で操作するのですが、左手だけで操作をしようとすると左手の中で本体をうまくスライドさせる必要があり、そのときに落とすリスクはあります。もちろん両手で操作すればいいのですが、混んでいる電車の中で片手にバッグを持っている場合などはとくに、このスライド技術の熟練が必要になります。
ホームボタンを二度押しすると片手で操作しやすいレベルに画面が下に降りてくる(圧縮される)のですが、基本的にはPlusの意味がなくなるので使っていません。
文字打ちは縦使いでローマ字入力を両手打ち、電車が混んでいるときは片手打ちです。

6.4インチというスクリーンはWebやニュースアプリ、SNS、電子書籍の閲覧にベストなサイズだと感じています。
移動中はもちろん、テレビを眺めながら本を読み、さらにちょっとなにかを見たり調べる、寝る前にちょっとなにかを見る、といったときに本当に都合がいい。もはや、iPadやiPadminiではこうした用途では大きすぎると感じるようになりました。
iPadは自分的には、原寸大に近いサイズでゲラチェックをしたい場合、旅先で動画をきれいな画像でみたい場合など、用途が限定されそうです。

Plusのスクリーンの美しさは言うことがありません。とくに写真の美しさは5とは大きな違いを感じます。
また、カバーを外したときの本体の作り込み感、手触りも、持つ喜び触る喜び操作する喜びを感じさせてくれます。ここはとても大きな部分だと思います。


2 仕事に使ってみるとこれ1台で大半のことはできた

まず一番多いメールですが、文字入力がしやすくなったことで格段に早くなり、ストレスも減りました。
使っているのは純正のメールアプリで、Gメールと連動させていますが、アーカイブや削除をスワイプだけで簡単にできるようになって使い勝手が向上しました。

また、Evernoteでメモを取っているのですが、それもストレスが減りました。
SNSの投稿もさっとできるようになりましたし、とくにこのブログもシーサーブログのアプリをインストール、Plusで撮った写真を使い、Evernoteのメモをつなぎ合わせてパソコンなしでアップできるようになりました。

一番メリットが大きかったのは、Keynoteの編集・作成をPlusでできるようになったこと。
忙しいアピールのようであれなのですが、人前で話をする機会を頂くことが多いので、朝電車や飛行機の中でその日使うKeynoteを手直ししたり、スライドの追加をしたり、話す内容の復習をしたりします。
これまでは、新幹線や飛行機など席が指定されている空間でMacbookairやiPadでこうした作業をしていたのですが、Plusを使ってどこでもできるようになった。よほど重いもの以外、パワー的にも問題はありません。
Plusで修正した内容はiCloud(Drive)によってすべてのデバイスに反映されます。もちろんネット環境が必要ですが、Plusでデザリングできるので問題ありません。出張時はMacbookairで本番のプレゼンをしていましtsが、そのままPlusでプレゼンすることも増えています。

今後の仕事については、OfficeのiPad版が上手く走るか。ここが上手くできれば原稿もPlusでこなせそうです。
Wordを使う理由は、僕的には1点だけで、段組みと文字数・行数のカウントが簡単だから。これができれば、何のアプリでもWordとの互換性があればいいのですが。物書き系・デザイン系の仕事をしている人は同じように思っていると思います。


3 カメラは文句なし、後は使いこなすだけ

カメラの性能がアップし、上手く使いこなせばボケ味的な雰囲気の写真も撮ることができますし、加工も純正アプリで細かくできます。ズームや高精細が必要な建物・人物写真以外はデジカメ要らずです。
慣れれば両手持ちで写真も上手く撮れそう。ピントをタップして合わせなくてもいいというのは大きな進化です。

今考えているのは、こちらも進化した動画機能の活用で、これだけでインタビュー動画や取材動画はOKな気が。編集もPlusだけで十分。今後本業にも活用していくつもりです。
こうしたことも考えて128GBにしたのですが、そうしてよかったです。

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褒めてばかりだけど

いいことずくめ、褒めてばかりですが、実際、用途が明確でサイズを気に入っているのなら、不満は見つけにくいデバイスだと思います。

「Appleは革新性が失われ普通の会社になった」といった評については僕も同感なのですが、それが悪いことかと言えばそうでもないのかも。
マニア以外の大半のユーザーにとっては、革新的な製品、超高性能な製品より、すごいことが簡単にできる、でもデザインがかっこよくて、所有感を満足させてくれるハイタッチな製品に魅力を感じるからです。iWatchもそんなデバイスになりそうです。

日本ではとくに、キャズムを超えて、マス層が普通に持って楽しく使いこなすメジャーなデバイスになった。これはすごいことで、経営的にもこれが一番儲かります。
世界的には、とくに成熟市場以外では格安スマホとの競争になっていますが、先端層から選ばれるデバイスですし、市場が成熟してくると、また豊かな人が増えてくるとAppleのブランド力を含めた強みが生きてくるでしょう。

ジョブズ亡き後のAppleは適切な経営者によって適切な道を歩んでいるように見えます。ただし、次のジョブズが現れ、革新的なデバイスを世に出しAppleを追いやる可能性はありますが。

あえて最後に不満を言えば、これはPlusに対してではないのですが、こうした文脈の中で、Google・Android、Microsoftとの覇権争いが加速、自社システムへの囲い込みが進んでいるせいで、Google・Microsoft系のサービスがApple製品で使いにくくなっている。
このあたりは難しいのでしょうが、Officeなんかも今後期待したいと思います。

※これまで5で使っていたsimカードをそのままPlusに入れて使っています。いまのところ何の問題もありませんし、法外な料金も発生していません。そうなると、今後来る更新期間で格安サービスに乗り換えるかは悩みどころ。そのあたりはまた書いてみたいと思います。

posted by miura at 19:09| 仕事道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月15日

木立の中に佇むような建築を

ユニソンさんというメーカーさんのセミナーで建築家の伊礼智さんと造園家の荻野寿也さんと一緒に巡業をしています。今日は大阪ですが、300人ほど参加されたよう。さすが人気のお二人です。

テーマは「家と庭の豊かで楽しい関係」。僕はイントロダクションと行司担当です。

伊礼さんは育った沖縄の原風景から外と内の関係を解き自身の設計に取り入れている、そんなお話。

荻野さんは「日本の原風景を大切にしたい」「木立の中に佇むような建築」が理想、という思いから、庭と建築のいい関係、例えば「かっこよさ」を提案。「木立の中に佇む」。いいですね。共感しますしそんな人がどんどん増えている実感があります。

伊礼さんがよく引用されている「豊かなものは外からやっている」という言葉通り、その活かし方、遮り方はまだまだ可能性があると思いますし、その可能性を設計者と造園家が一緒に追求していけるはずと確信しました。

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posted by miura at 16:12| 住宅ビジネスのヒント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月13日

小屋展示場にみるスペンドシフト

先日Sumikaさんがプロデュースした「小屋展示場」を見に行ってきましたが、改めて「スペンドシフト」=消費やライフスタイルパラダイムシフトが進んでいることを実感しました。


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場所は虎ノ門。空き地に、ハウスメーカーや工務店、建築家、クリエイター、小売業者などなど様々な出展者が、思い思いの小屋を展示。その多くが販売されていました。詳細はこちらから。

スペンドシフトについて一言で説明するのは難しいのですが、より人間らしく、豊かに楽しく、健康的に、素直に正直に生きたい、そのために消費やライフスタイルを見直すということかな、それを小屋、さらにはDIYやリノベ、ブーム兆し「タイニーハウス」なんかが象徴しているのかな、と考えています。

posted by miura at 17:01| 住宅ビジネスのヒント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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